トーキョー シュランメルン ホームページ
結成しました。 その前身となったトーキョー・シュランメル・ムジカーは、1987年にリーダーの木村智が、 ウィーンから初来日したウィーンフィルのメンバーを中心に編成されたフィルハーモニア・ シュランメルンの来日記念盤のCDを偶然手にし、初めて聴くその音楽に衝撃を受け、仲 間の音楽家を集って結成されました。 発足当初は、木村が自ら1stヴァイオリンを弾き、2ndヴァイオリン、一般的な鍵盤式のア コーディオンに普通のクラッシックギターという4編成でした。 その頃の日本には、シュランメル音楽を演奏するために必要な楽器や楽譜がなかった 為、木村は楽譜を書きおこし、オリジナル編成で演奏する為の民族楽器(コントラギタ ー・クノップハーモニカ・G管クラリネット)を入手する為に八方手を尽くし、念願のコントラ ギター(13弦/ウィーン製)を日本で所持している方からお借りすることができました。 1990年代からは、日本国内で巡り合ったヘルマン・ハウザーV世製作のコントラギター (15弦、1989年製)を使用することになりました。 その後、再来日したフィルハーモニア・シュランメルンの楽屋を訪ねた木村は、1stヴァイ オリンのアルフォンス・エッガー氏と交流する機会に恵まれ、シュランメル音楽の情報や 資料の提供を受け、ウィーンで開催された楽器オークションで、念願のクノップハーモニ カを入手しました。 このクノップハーモニカとコントラギターは、現在のトーキョー・シュランメルンに引き継が れております。 また私たちトーキョー・シュランメルン結成後、待望のG管クラリネットをウィーンの楽器コ レクターから譲り受け、シュランメル兄弟が演奏していた当時のオリジナル楽器編成とな りました。 トーキョー・シュランメルンは、シュランメル音楽特有のここち良さ、気品を一人でも多く の方々に知って頂きたいと願い演奏活動しております。
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